荷物預け費用

住宅の建て替えなどで仮住まいする場合、荷物をどうするか悩みますね。

今までの住宅に比べて狭くなり、荷物が入りきらなくなる問題が発生します。

捨てることができなければ、どこかに保管しなければいけません。

そのような悩みを解決するため、今回は荷物預け費用について紹介します。

荷物の預け費用

まず、荷物の預け先としては以下があります。

・引っ越し業者の倉庫

・トランクルーム

・ご実家や知人

それぞれのおおよそ費用はこちらです。

種類費用
引っ越し業者の倉庫20,000円/月額
トランクルーム5,000円〜15,000円/月額
ご実家や知人話し合いによる

引っ越し業者の倉庫については、業者によって費用も異なります。中には建て替えする方向けのプランがある引っ越し業者もありますので、各社比較すると良いでしょう。

トランクルームについては、立地や部屋の広さなど費用が変わります。

ご実家や知人については話し合いで費用がからない場合もあります。

ただ、大量の荷物を長期間置かせてもらうと後々トラブルになることもあるので注意が必要です。

荷物預け先の注意点

引っ越し業者の倉庫とトランクルームの注意点を紹介します。

引っ越し業者の倉庫に荷物を入れる場合、一度荷物を入れると原則として取り出すことができません。引越しと合わせて依頼することができる便利さはありますが、頻繁に荷物を取り出したいと考えている方はトランクルームを利用した方が良いでしょう。

トランクルームに荷物を預ける場合は、種類によって注意点があります。

屋外のトランクルームはリーズナブルですが、高温多湿になりやすく、カビや錆の心配があります。布団やソファ、衣類や精密機械は避けた方が良いでしょう。温度や湿度の影響を受けにくいものであれば屋外でも良いと思います。

屋内のトランクルームは屋外に比べて費用は高いですが、空調管理されており、カビやサビの心配は屋外に比べて低いでしょう。また、屋内なのでセキュリティ面も安心です。

仮住まいにかかる費用は?

住宅を建て替える方は仮住まいが必要になります。

仮住まい先は様々な種類があり、住むところによって費用も変わります。

今回は仮住まい費用について紹介します。

仮住まいとは?

そもそも仮住まいとは、住宅を建て替え中に一時的に住むための家です。

ご実家が近くにある方は住まわせてもらう方もいらっしゃいますが、遠方の方はそうはいきませんよね。

建築期間中は仮住まいするための費用が必要になりますので、意外に大きな出費となります。

例えば、建て替え期間を6ヶ月だとすると、家賃が12万円の物件を借りた場合、家賃だけで72万円必要になります。

家賃以外に敷金・礼金・共益費・駐車料金・仲介手数料なども必要になりますので、本当に大きな出費になってしまいます。

どの程度費用が必要か一般的な仮住まい費用の相場を種類別で紹介します。

種類別の仮住まい費用

仮住まい先の種類によっても費用は変わってきます。

種類費用(6ヶ月)
賃貸約100万円
マンスリーマンション約90万円
ご実家ご両親との打ち合わせ次第

※広さやエリアなど同条件の場合で算出

もちろん仮住まいする先の条件によって費用は変わりますので、目安として参考にしてください。

やはり、コストを最大限抑えられる可能性が高いのは、ご実家に仮住まいすることです。

ご実家が遠方でない限り、頼んでみるといいでしょう。

また、賃貸でコストを少しでも抑えたい場合は、家賃の交渉することも一つの手です。

仮住まい時の荷物は?

仮住まい先に引っ越した場合は、今まで住んでいた住宅より小さくなることがほとんどです。

部屋が小さくなるため、仮住まい先へ引越しの際に断捨離するのもいいと思います。

ただ、限度もありますので、どうしても入らない荷物は、以下のような方法があります。

・荷物保管サービスを行っている引っ越し業者へ依頼する

・トランクルームを借りて荷物を保管する

・ご実家へ頼んで荷物だけ置かせてもらう

この中でも一番良いのはご実家に頼む方法です。可能であればお願いしてみましょう。