住宅建築を進めていく中で建物と同じくらい重要なのが外構工事です。
どのような外構を選ぶかによって住宅の雰囲気や使い勝手も大きく変わってきます。
「外構工事はいくらくらいかかるの?」「気をつけるポイントは?」など疑問に思っている方も多いと思います。
そのような疑問にお答えするため、今回は外構工事について解説していきます。
この記事を参考に外構工事について知っていただき、住宅建築の参考にしていただければと思います。
外構工事とは?
まずは、簡単に外構工事について解説します。
外構工事とは、住宅の外側の工事のことです。
具体的に門柱や門扉、玄関までのアプローチ、塀やフェンス、駐車スペースやカーポートなどです。
人によってはエクステリア工事と呼ぶ方もいます。
外構工事はいくらくらいかかる?
ではどのくらいの費用がかかるのか見ていきたいと思います。
もちろん使用する材料や規模によって費用は大きく変わってきますが、一般的な外構工事の目安は100万円〜300万円程となります。
部分別で見ると以下となります。
| 部分 | 費用 |
| 門柱・門扉 | 20万円〜30万円 |
| アプローチ | 30万円〜50万円 |
| 塀・フェンス | 50万円〜80万円 |
| 駐車スペース・カーポート | 30万円〜50万円 |
気をつけるポイントは?
続いて気をつけるポイントを解説します。
住宅の雰囲気と合っているか
せっかく良い住宅を建築しても外構が住宅の雰囲気に合っていないと見栄えが悪くなってしまいます。ハウスメーカーや工務店に外構イメージを相談することや既に建築済の事例を確認してイメージすると良いでしょう。
使い勝手は良いか
デザインや住宅の広さを優先しすぎて使い勝手が悪くなってしまうことがあります。
例えば、「居住空間を広くしたいから、駐車スペースは最小限にしよう」と考えていると、「車の出し入れが大変…」となってしまうことがあります。
また、デザインを重視してしまい、門から玄関の動線が悪いなどの失敗もよく耳にします。使い勝手も考えて外構計画をしましょう。