住宅建築を進めていくと地盤改良工事が必要となるケースがあります。
地盤改良工事が必要かどうかは地盤調査を行う必要があり、費用などは以前紹介させていただきました。
今回は「地盤改良工事費用はどのくらいかかるのか?」「必要な場合は?」の疑問を解決できるよう解説します。
いざ住宅建築を進めていくときに参考になりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
地盤改良工事とは?
まずは、地盤改良工事について簡単に説明します。
地盤改良工事とは、地盤調査で建物の重さに耐えることができないことがわかった場合、強度を上げるために行う工事です。
土台である地盤の強度を上げることで、建物の重さに耐えることができ、安心した住宅建築が実現できます。
地盤改良工事が必要な場合は?
地盤改良工事は、地盤調査をしないと必要かどうかわかりません。
もし、地盤調査の結果、軟弱と判断された場合は必要になります。
近くの土地が地盤改良工事の必要ないからといって、ご自身の土地が必要ないとは言えず、場所によって必要の有無は異なります。
極端な場合だと、「隣は地盤改良する必要がなかったと聞いたのに、自分は必要だった」となるケースもあります。
どのくらいの費用がかかるか?
どのくらいの費用がかかるのかは、地盤改良工事の工法によっても異なります。
地番改良工事ついては一般的な工法と費用については以下となります。
| 工法 | 内容 | 費用 |
| 表層改良工法 | 軟弱地盤を掘りセメントで固めて強度を上げる方法です。軟弱な地盤が２mまでの場合に用いられます。 | １坪あたり ２〜３万円 |
| 柱状改良工法 | 柱状のコンクリートを地中に打ち込むことで強度を上げる方法です。 軟弱地盤が２m〜８mまである場合に用いられます。 | １坪あたり ４〜５万円 |
| 鋼管杭工法 | 柱状改良と違い鋼管を地中に打ち込むことで強度を上げる方法です。８mを超える場合に用いられます。 | １坪あたり ６〜８万円 |
どの工法を行うかは担当しているハウスメーカーや工務店が最適な判断をします。