通信回線の引き込み費用は?

住宅を新築してからインターネットを利用するには通信回線を引き込む必要があります。

まだ住宅を建ててない方は通信回線の引き込みにどの程度費用がかかるかわかりませんよね。

今回は通信回線の引き込み費用や引き込む際の工事の流れ、工事費用を抑えるためのコツも解説します。

通信回線引き込み費用

一般的に住宅へ通信回線を引き込む工事費用はおよそ2万円〜3万円となります。

ただ、各会社によって引込工事費用は変わってくるため確認が必要です。

この通信回線の引込工事は電気の配線工事も伴うため、自分ではできませんので、専門業者へ依頼することになります。

また、インターネットと合わせてテレビも通信回線を利用して見たい場合は、別途1万円〜2万円程度費用がかかります。

通信工事の引込工事の際は、業者が建物内にも入って工事を行うため、必ず立ち会いが必要となります。

所要時間はおよそ1時間〜2時間程度を見ておきましょう。

引き込み工事の流れ

続いて引き込み工事の流れを見ていきましょう。

工事の流れは以下となります。

①電柱から通信回線を引き込む

まずは、電柱にある通信回線ケーブルを建物の屋外へ繋げます。

②建物内に通信回線を引き込む

屋外まで引き込んだ通信ケーブルを建物内の配管を利用して通していきます。

③通信回線を機器に取り付ける

室内へ通した通信ケーブルを電話線のモジュラージャックなどを利用して取り付けます。

ここまでで工事が完了します。

工事費用を抑えるコツ

通常通り申し込むと引き込み工事の費用が必要となりますが、無料にできる場合があります。

契約特典として完全無料になる場合や一定期間契約を継続することができれば無料となる場合もありますので、各社のHPなど確認すると良いでしょう。

また、家電量販店などで通信回線工事キャンペーンを行っている場合もあり、工事費無料と合わせて、ギフトカードなどを受け取ることができる場合もあります。

家電を購入する量販店にも確認すると良いでしょう。

解体や引越しに伴う家財処分費用とは?

家財処分費用(解体、引っ越しに伴う)

建物解体や引っ越しをするとき、家財の整理や処分をされる方が多いと思います。

ただ、実際に整理をしてみると不要なものの多さに気づくはずです。

自分で処分するにも限界があり、業者に依頼する場合は費用がかかります。

今回は家財処分費用を紹介します。

家財処分費用

家財処分費用は戸建ての場合、およそ20万円〜40万円程度となります。

思いのほか費用がかかると感じられた方が多いのではないのでしょうか。

もちろん家財の量によっても変わってきます。

環境配慮から年々処分の分別が厳しくなってきており、処分費用も上がってきています。

処分費用は業者によっても変わってくるため、家財処分の見積もりは複数の会社に依頼することをおすすめします。

また、ゴミの日で出せるものは自分で出して家財を減らすことができれば、処分費用を下げることができます。

ただ、労力がかかった割りに、そこまで費用が変わらないこともあります。業者が見積もりに来てくれたときに、家財が減った場合にどのくらい減額されるか確認しておくと良いでしょう。

家財処分費用の依頼先

家財処分費用の見積もりの依頼先としては以下があります。

・荷物処分業者

・解体業者

・引っ越し業者

・リサイクルショップ

解体業者や引っ越し業者はついでに行ってくれるので、手間を減らすことができますが、この中で私が引っ越しの際に利用したのは、リサイクルショップでした。

選んだ理由は処分費が一番安くできたからです。

リサイクルショプは他の依頼先とは違い、買取できるものは買取してくれます。

買取できるものがあれば、処分費から差し引いてくれて安くなる可能性があります。

私の場合も処分しようとしていたものから買取してくれるものがあって、処分費から相殺されて安くなりました。

いくつかのリサイクルショップに見積もりに来てもらいましたが、各社買取できるものも違っていましたので、複数の会社に見積もりを依頼した方が良いでしょう。

カーテン工事

新しい住宅に住むためにはカーテンは必需品ですよね。

新生活に向けてカーテンを選ぶのも楽しみの一つですが、思いのほか費用がかかったり、選ぶのに悩んだりするものです。

今回はカーテン工事について私の体験談や費用を抑えるポイントを紹介します。

カーテンの費用はいくらくらい?

住宅が完成したらカーテン選びをするもの楽しいひと時です。

ただ、実際に家が完成してカーテンを選ぶと、思いのほか費用がかかることがわかります。

私もカーテン選びを楽しみにしていましたが、思った以上に費用がかかりました。

数万円だと思っていましたが、見積もりには20万円という金額でした。

上記金額になってしまったのは、全てオーダーカーテンにしてしまったからです。

カーテンにはオーダーと既製品があります。

オーダーと既製品どっちがいい?

オーダーの方がサイズも選ぶことができ、素材の種類も選ぶことができます。

ただ、金額は高くなります。

逆に既製品は金額が安いですが、素材や種類はあるものから選ばないといけません。

また、窓の大きさによってはサイズが合わないものもあります。

それぞれメリット・デメリットがあり、悩んでいたところ知人から部屋によって分ける方法を聞きました。

オーダーと既製品を使い分ける

私の家の場合はリビングの窓は既製品では対応できない大きさでした。

そのためリビングはオーダーカーテンを選ぶことに。

逆に寝室は既製品を利用することにして、費用を抑えことができました。

部屋によって使い分けることによって当初の見積もりから費用を抑えることができました。

他に費用を抑える方法

カーテンはヒダと呼ばれる折り目があります。このヒダが多いほど生地の量が増えるため、費用が高くなります。

そのため、ヒダの数を減らすことで費用を抑えることができます。

リビングのカーテンはヒダの多いものを選び、レースや寝室などのカーテンはヒダの少ないものを選ぶことで費用さらに抑えることができるでしょう。

家電購入費用

住宅を建築して引っ越す際に、家電も合わせて一新される方は多いですね。

今回は一般的に必要な家電や購入費用の目安、購入方法など解説します。

合わせてお得に購入するためのコツも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

必要な家電

一般的に住宅で必要な家電は以下となります。

・テレビ

・冷蔵庫

・洗濯機

・掃除機

・炊飯器

・電子レンジ

・扇風機

・暖房器具

・電気ケトル

購入費用の目安

一般的な家電の購入費用はおよそ50万円前後です。

もちろん購入する家電のブランドや機能の充実さによって費用は変わってきます。

最低でも50万円は見ておいたほうが良いでしょう。

購入方法

家電量販店に出向いて購入するのが一般的です。

実際に家電を見て、店員の方にその場で機能の説明やアドバイスなどを聞くこともできます。目で見て実際に触って、使いやすさなどを確認することができるでしょう。

また、インターネットで購入する方も最近では増えています。手軽に家電を購入することができるので便利です。インターネットで購入する場合は、SNSや口コミなどで製品の機能や使いやすさをしっかり確認してから購入することをおすすめします。

家電量販店以外にリサイクルショップなどで中古を購入する方法もあります。

新品よりも安く購入することができる点はメリットですが、機能が十分でないことや故障しやすいことがあります。

また、保証やアフターサービスを利用することができません。

購入してすぐ故障しても買い替えしかできないため、おすすめはしません。

お得に購入するためのコツ

家電量販店でまとめ買いすると値引きしてくれる可能性が高いため、お得に購入することができます。またインターネットで最安値を探して店員の方に伝えれば、その金額より安くなる可能性もあります。

必ず気になる製品は店舗に出向く前にインターネットで調べるようにしましょう。

また、アウトレット家電を購入することもお得に購入することができるためおすすめです。

家具購入費用

新しく住宅を建築した時に、家の雰囲気に合わせて新しい家具を購入したくなるものですよね。今回は家具の種類や購入費用の目安、どうすればお得に購入できるかなど解説します。

家具の種類や購入費用の目安

家具といってもさまざまな種類があり、購入するショップや使っている材質によっても価格が異なります。まずは、一般的に住宅で必要な家具をみていきましょう。

【一般的に必要な家具一覧】

・テーブル

・椅子

・ソファー

・テレビボード

・ベッド

・カーテン

・カーペット

・棚

・収納

【購入費用の目安】

一般的な家具の購入費用はおよそ100万円前後です。

もちろん家具を購入するショップや使っている材質などで費用は変わってきます。

最低でも100万円は見ておいたほうが良いでしょう。

家具の購入方法

家具を購入する方法として一般的なのが、家具のショップに出向いて購入する方法です。

新品を扱っているショップもあればアンティークなどの中古品を扱っているショップもあります。

実物を確認しながら新築の雰囲気に合わせて家具購入することができます。

お店によっては家のイメージや写真を見せれば、家の雰囲気に合わせた家具選びのアドバイスを受けることができます。

店舗で購入する方法以外にインターネットで購入する方法があります。

店舗に出向く必要がなく、手軽に購入できるため便利ですが、実物を見たわけではないので、イメージと違うこともあります。

SNSや口コミサイトでレビューなどあれば確認することをおすすめします。

あとはリサイクルショップなどでも家具は購入することができます。

基本的に中古品は一点ものなので、気に入ったものがあれば前向きに購入検討しましょう。

どうすればお得に購入できる?

まずは店舗に出向いて、その店舗でまとめて購入方法がお得に購入できます。

家電と一緒でまとめて購入することで値段の交渉できる可能性があるためです。また、アウトレット家具を扱っているお店で購入することもお得に購入することができます。

契約印紙

土地や住宅を契約する際は印紙が必要になります。

普段の生活で印紙を使うことはあまりなく、印紙と聞いてどんなものかすぐイメージできる方も少ないと思います。

今回は印紙について紹介していきたいと思います。

印紙とは?

まず印紙税について簡単説明します。

売買契約書や請負契約などの書類を作成する際に金額に応じて納税するのが印紙税です。

その印紙税を納める方法として印紙を書類に貼ります。

印紙は切手のような見た目で、売買契約や請負契約の金額によって書類に貼る金額が変わります。

印紙代はいくら?

一般的な金額は以下をご覧ください。

文章の種類     記載された金額      印紙税額

不動産売買契約書  1千万を超え5千万以下  2万円(1万円)

工事請負契約書   5千万を超え1億円以下  6万円(3万円)

          1億円を超え5億円以下  10万円(6万円)

※令和4年3月31日までは印紙税額の( )の金額となります。

貼らないとどうなるの?

もし貼らないといけない書類に印紙を貼らないと脱税となってしまい、過怠税が発生してしまいます。

例えば、1万円の印紙が必要なのに貼らなかった場合は、3倍の印紙税、つまり3万円の印紙を貼らないといけません。

「貼らなくてもバレなければいい」と思うかもしれませんが、脱税となってしまいますので、注意が必要です。必ず印紙税額の印紙を貼るようにしましょう。

どこで買える?

郵便局や法務局などで購入することができます。

契約する際に必要になりますので、前もって準備しましょう。

不動産の売買契約や請負契約は土日されるケースも多いと思いますが、準備し忘れてしまって「土日で郵便局が空いておらず購入できない!」となってしまうこともあるかもしれません。

ただ、その場合でもご安心ください、

郵便局にはゆうゆう窓口と呼ばれる窓口があり、土日や夜でも空いていることがあります。

忘れてしまっても、ゆうゆう窓口で印紙は購入することができます。もし土日や夜になってしまいそうであれば事前に確認しましょう。

電気・水道・ガスの引き込み工事

生活していく上で電気・水道・ガスなどのライフラインは必需品になります。

土地によっては、すでに引き込み済で必要のないケースもありますが、必要な場合は費用がかかります。

思いがけない支出となることもありますので、ライフラインの新規引込工事費用について紹介します。

新規引込工事費用はいくらくいらい?

電気・水道・ガスの新規引き込み工事をそれぞれ分けて費用をまとめましたので、ご覧下さい。

ライフライン新規引込工事費用
電気基本的に電力会社が負担
水道(上下水道)20万円〜40万円
ガス10万円〜15万円

もちろん、土地の条件によっては費用が変わってくる可能性もあります。

例えば、前面道路の配管から土地までの距離が長い場合や引き込む配管の口径によっても変わります。

また、またすでに引き込まれていても古いため交換が必要な場合もありますので、注意が必要です。

私の場合、購入した土地に引き込み管は入っていましたが、古くて口径が小さかったため、配管の交換が必要になりました。

事前にどの程度の配管が入っているのか、確認すると良いでしょう。

配管がない場合は?

下水道とガスについては、そもそも前面道路に配管が入っていないケースもあるでしょう。

下水道の前面道路に配管がない場合については、浄化槽を利用することになります。

浄化槽は住宅の敷地に設置することになりますが、費用はおよそ100万円前後かかります。

定期的に業者へ点検・調査も必要になり、年間5万円ほどのランニングコストも必要です。

浄化槽設置費用は高額ですが、住んでいる市町村によっては補助金が利用できるケースもあります。住んでいる市町村へ補助金利用が可能かどうか問い合わせてみましょう。

また、ガスの前面道路配管がない場合については、プロパンガスを利用することになります。

プロパンガスは会社や地域によって費用が変わってきますが、月々5,000円となります。 土地を購入する際には配管が入っている地域かどうか確認しましょう。

照明工事

照明も家に住むためには必要なものですよね。

選ぶ照明によって室内の雰囲気が変わります。

また、実際に照明工事でどのくらいかかる費用も気になるともいますので今回は照明について紹介します。

照明工事の相場はどれくらい?

照明選びも新居へ住むための楽しみですね。

工事にどのくらいの費用がかかるのか気になるところです。

住宅の規模にもよりますが、ハウスメーカーに依頼した場合、4LDKタイプの家で一般的に約20万円(照明・工事費込み)ほどかかります。

高いと思われるかもしれませんが、使用する照明や工事内容によっては20万円以上かかることもあるようです。

全てお任せすれば手間は省けますが、どうしても費用は高くなってしまいます。

ただ、費用を抑えるポイントがありますので紹介します。

費用を抑えるポイント

意外と照明工事費用って高額だと感じられたと思います。

最近はダウンライトを使用する住宅が増えていますが、ダウンライト取り付けには専門の資格が必要で費用は高くなりやすいです。

一方、シーリングタイプの照明であれば、自分で取り付けもできて、探せば安く購入することもできます。

手間は少しかかりますが、ご自身で取り付けるお部屋を増やすと費用を抑えることができるでしょう。

私もハウスメーカーから照明プランを提示は費用が20万円ほどでした。

全てお任せすることも考えましたが、費用を抑えたかったので、一部を自分で照明を購入して取り付けるようにしました。

その結果、当初の見積もりからおおよそ半額まで抑えることができました。

照明の色味

照明を選ぶときに「電球色」「昼白色」「昼光色」という色味があります。

電球色・・・オレンジのような温かみのある色味

昼白色・・・太陽の明るさに近い自然な色味

昼光色・・・白に青みがかった色味

私は、温かみのある家にしたかったので全ての照明を電球色にしました。

この点は好みですが、お部屋にあった統一感が出るように選ぶと良いでしょう。